岡本太郎さんという芸術家
岡本太郎さんときいて浮かぶのは、大阪府にある太陽の塔ではないでしょうか?
彼は芸術家ではありますが、その域を超えた何かを感じます。
彼の名著に、「心の中に毒を持て」は何十年経った今でも、色あせることのない内容で、幅広い層に読まれています。
彼の母は小説家、父は風刺画家。
幼いころには、家に母と父とは違う男が一緒に住んでいたそうです。
母の愛人?でしょうか。
彼は小学生の時、漢字の書き順を注意され先生に反抗したりなど、なかなかの問題児だったようで、4回以上も転校しています。
戦前の時代(昭和20年代)にフランスに渡ります。当時パリにいた300人ほどの日本人留学生の一人であったようですが、現地の日本人留学生といえば、日本人同志でかたまって、フランス語のフの字もしゃべれない、皆同じ風景画を描き、金髪の女の絵など同じような作品ばかり描いている。そんな光景を目の当たりにします。
もやもやとしたフランス生活のなかで、とある個展でピカソの絵に出会い、感動、涙します。
なーんだ、枠にははまるのが嫌いな典型的な芸術家か。と思ったそこのあなた。
常識を疑え
常識だと思われる予防接種
私が、小学生の時、予防接種がありました。一応、親の承諾書に印鑑をもらいますが、クラスのほぼ全員が受けていました。
2人くらい受けない生徒もいましたが、今考えると予防接種って必要ないものだと思います。(陰謀論的なことにつながるのでここでは割愛)
そもそも、生まれたときからこうだったから、と疑う余地もなく、常識というものを受け入れて生きています。
常識だと思われる結婚式
月給20万そこそこの生活をしてる若者が友人の結婚式に参加、
ただの友達に御祝儀3万円包むなんてよくよく考えたらおかしくないですかね?
外国人に言ったらびっくりされますよ。
まず、結婚式自体、高すぎませんか?
わたしは結婚する前から結婚式したくない派だったのでしませんでした。
だいたい、関係の薄い友達を招待なんてでききませんし、1日で終わる儀式に何百万円も使えません。
神社で結婚式なら数十万で済むそうですが。
結婚指輪も婚約指輪も実はよくわかりません。
意味も考えたことないですし、これこそ、みんな結婚するときにするから、とか、そんな認識程度です。そんなこと言ったら結婚自体もよくわかりません。
そんなものに、希少性というだけで高価なダイヤモンドに何百万円もかけたりするのは、ほんとによくわからないのです。
わたしが、大金持ちではないから、こんな発想になるのかもしれませんが、正直な気持ちです。
かくいう私もなんとなく薬指に装着していますが、なんのこだわりも無く、結婚するときに、宝石店で、主人が適当なのを選んでくれました。主人もこだわりはありません。
みんな、意味もなく、なんとなくしているのが、結婚指輪であったり、婚約指輪なのです。そんなものに、大金はたいて、意味を見出そうとしているのです。
お金をかければ価値があるように思えるマジックのようにしか思えませんが。
いつも、そんなことを考えていると、周りからの置いてけぼり感食らうので、頭の片隅で考えるようにしています。そうすると、だんだん、考えなくなるのです、で、だんだんその感覚を忘れるのです。そして、そう、大衆に流されていくのです。
大衆=常識
この構図、恐ろしいなーと思う。
赤信号みんなで渡れば怖くない的な現象。
岡本太郎さんは、地球上で自分以外が皆敵になったとしても、自分の思いを貫く芸術家でしょう。
流された方が人生楽です。
そんな人生の中で、凡人は岡本太郎さんのような芸術家がいることを知れば、さぞ刺激的でしょう。
だけど、当のご本人は、苦しんだと思います。
妥協せず、真剣に生きれば、苦しいにきまっています。
だから、こんな言葉を残したのかもしれませんね、